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住友不動産の商品ラインナップ

J・RESIDENCE(ジェイレジデンス)

住友不動産が都市型住宅と位置づけるプランで、「軒」と「レジデンシャルスタイル」が特徴です。

レジデンシャルスタイルは、住友不動産がデベロッパとして提供する「高級マンション」で使用している
ハイグレードなインテリアを戸建て住宅にも適用するという標準仕様プランとなっています。

モデルハウスに行くとわかりますが、室内に足を踏み入れると
まるでマンションかホテルのような内装となっています。

またニューパワーキューブと呼ぶ、制振システムが標準仕様となっています。

J・URBANシリーズ

こちらは、J・URBAN(ジェイアーバン)をベースに、
中庭のあるJ・URBAN COURT(ジェイアーバンコート)や、
切妻屋根が特徴のJ・URBAN TRAD(ジェイアーバントラッド)、
非常に大きなルーフバルコニーのJ・SKY(ジェイスカイ)、
若干媚びたようなJ・URBAN CRYSTA(ジェイクリスタ)などの商品があります。

この名称のJとは当然JAPANでしょう。
J-POP、J-ブンガク、JリーグなどJなんとかシリーズよろしく
名称としては若干微妙な感じは否めませんが
商品群を一覧してみると、食傷気味の「和モダン」という単語の
住友不動産なりの新構成といえるでしょう。

「和」の使用割合は商品によって様々ですが
あえて「和モダン」というホームセンターにでもPOPで飾ってそうな言葉を一度も
使用しないあたり、なかなかのセンスだと思います。
ブランド志向であると思われる顧客への配慮としてもいいことだと思います。

しかし、J-SKYというケーブルテレビネットワークがありましたね。

邸宅型住宅シリーズ

代表的なものは「BREATH」シリーズです。
その他にスタンダードラインナップと高級路線のハイグレードラインナップがあります。

こちらは、Jなんとかシリーズではなく、洋よりです。
それらを「邸宅型」とジャンル分けした売り出しです。

その中でも、「和モダン」スタイルの
BREATH -NAGOMI-(ブレスナゴミ)や超ダイレクトなJapanese(ジャパニーズ)という商品もあり、
Jシリーズとの比較が難しくなってはいます。

ブレスナゴミという商品名はいいたいことはわかりますが、字面(ジヅラ)をみると
「ゴミ」というインパクトのある文字列が強烈に主張しているように見えるのは
私だけでしょうか。

そういった意味では、他のハウスメーカーの様に曖昧なよくわからない造語を使用するという戦略も
一理ある、という感もします。

「Japanese」という商品や「American」という非常にイメージが伝わりやすい商品名にしているにも
関わらず、Japaneseに至っては、「日本家屋」というイメージとは違います。
これは、「日本の」という名称を使用せずに「Japanese」という名前を採用したことで体現されているとでも
言いたいのでしょう。

そして
自らが「ハイグレード」と位置づけるプランにはDunamiz(デュナミス)やValore(ヴァローレ)というプランや
OxfordやTennessee、Edelweissなど名前のつけ方に一貫性のない商品群があります。
その他、グレートレイクスやマイカントリー、ローレライなど
コンセプトを思いつけば、それらをイメージさせる単語を直結している気がしています。

オックスフォードなどは地名ですがこれらを固有名称として一企業が使うのは
許可等はいらないのでしょうか、と心配したりしています。

戦略としては、もしかすると検索よけかもしれませんね。
Oxfordと検索して、住友不動産へとたどり着くのは難しいですから。
組み合わされますし、それ自体意味があるのかは分かりませんが..

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