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大成建設ハウジング パルコンの特徴

鉄筋コンクリート

スーパーゼネコンの資産を活用した鉄筋コンクリートが特徴です。
プレハブとは、部材を工場で生産し、現場では組み立てのみを行う工法のことで、
プレハブ工法にはいくつか種類がありますが、パルコンは鉄筋コンクリートが特徴となっています。

パルコンの資料などを見てもらうとわかりますが、
プレハブは工場で生産する工業製品です。まるでビルを作っているような手法で
家を作っている、という印象を抱くのではないでしょうか。

木造系はなくなりました

かつてはパルウッドや空間王など木造系の商品もありましたが現在は
鉄筋コンクリート住宅のみです。
やはりゼネコンとしては木造は厳しいのでしょう。お互いの相乗効果という意味でも、
実績という意味でも。

非常に頑丈な建物

コンクリートは硬いです。ご存知のように。それは、建物の「強度」に直結します。
火に対する耐性、揺れに対する耐性、すべてにおいて強度が高いです。

しかし、
硬いことはモロいともいえます。
地震の種類により、ある点をこえると急に崩壊することがあります。
これは、靭性がないからです。場合によっては、木のように建物の変形が
しなやかに力を吸収する、ということもあるのです。

一方で、いくら耐えるといっても変形しすぎると、中に住んでいる人に危険が及びますし
家具などがめちゃくちゃになる恐れがあるため
どちらをとるか、という話に帰着してしまうことが多いのですが。

「強い」ことによるデメリット

木は加工が比較的やりやすいです。コンクリートは非常に固いもので、一度固めてしまうと
非常に加工がしにくくなります。
それは、どこに影響が及ぶかというと、ちょっとしたメンテナンスや簡単なリフォームの際です。

ちょっとエアコンをつけたい、ちょっと穴をあけたいだけなのに、
簡単には加工が出来ない、ということに遭遇してしまいます。

簡単に加工ができないということは結局どうなるのでしょう。
すべてが大掛かりになるため、お金がかかる、ということです。

数十年後に「簡単でないリフォーム」を考えた時、
大きな問題に直面することもあるでしょう。

熱容量が高いことによるもの(暑さ・寒さ)

コンクリートは木造に比べて熱容量が高いです。
熱容量とはどのようなものでしょうか?
身近なものに置き換えてみましょう。
想像してみてください。
「水」を50度にするには、火にかけてから何分も待ちますよね、
一方「空気」を50度にするにはストーブを想像してもらうとすぐです。

これは「水」は熱容量が高く、「空気」は熱容量が低いということからなのです。
他方で、水は冷めにくく、空気は冷めやすいですね。

同じことを考えてみましょう。
コンクリートは木造に比べて一度暖まると、いつまでも暖かいですが、
「一度暖まる」までが時間がかかるのです。
冬、暖まるまでは「寒い」と感じるでしょうし
夏、一度部屋が暑くなってしまうと、冷やすのに時間がかかることでしょう。

ポイントは「一旦」というところにある、ということを意識して説明を聞くことをお勧めします。

換気システム タルカス-M

コンクリート住宅は気密性が非常に高いのが特徴です。
気密性が高いというのは、メリットもデメリットもありますが、
特にデメリットとして挙げられるのは換気の問題です。

いつまでも部屋の空気が入れ替わらないと湿気の問題は
結露としてあらわれますし、最近ではハウスダストの問題としてあらわれるでしょう。

それらを解決するために独自の換気システムタルカス-Mを搭載しています。
オプションとして、ナノイーイオン発生機も選択できますが、
こちらは科学的に効果が微妙なのでつけないことをお勧めします。

24時間ファン回りっぱなしの換気システムはフィルターが汚れます。
フィルターを常にきれいにしておかないと、効果が小さくなります。
本末転倒です。
フィルターの取り替えの人的コストと経済的コスト、両方を事前に頭に入れておいてください。

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