イエアナ

タマホームの商品ラインナップ

タマホームも多数のラインナップがあります。
省エネ基準の区分の区分地域ごとにラインナップが分かれているところが残念です。
一般に自分の居住地域または建てる地域がどの地域に含まれるか、というのを
ずばっと知っている人は少ないでしょう。

大安心の家

タマホームの主要商品です。
ローコストメーカーとしての商品で一番気にされるであろう耐震などの安全性を
カバーすべく商品名をつけているのは、おもしろいところであります。

木造系住宅全般にいえることですが、
商品の品質が鉄骨系と比較されることを嫌って
決まって「日本の風土にあった」とアピールしているところもベタですね。

他社同様耐震にはモノコック、換気には24時間換気システムなどを採用しているのにはしていますが
それぞれのシステムに名称がついていないところがいただけない。
自信の無さのあらわれと捉えられるむきもあります。

特に近年の家では非常に重要である断熱に関する説明が
壁と天井にグラスウール、床にはポリスチレンフォームとしかないのが気になります。
「それ普通」と突っ込みたくなるのも当然です。

木麗な家

某アイドル氏の「タマホーム」連呼CMのノリの正統派受け継ぎラインと言えます。
きれいな家と読ませます。
もっとお金を払ったら変な当て字ではなく「きれいな家」という名称になったでしょう。
それくらい、ダジャレ風ネーミングがチープです。

ダジャレにするほど、より木にこだわった商品と見えますが、
「大安心の家」と比較すると
耐震等級3の認定がないことで安全性を犠牲にした廉価版と考えるべきです。

同様に外張り断熱にポリスチレンフォーム、床にはポリスチレンフォームを使用しています。
ポリスチレンフォームは要は発泡スチロールです。
「ポリスチレンフォーム」と聞くとなんか「あったかそう」というイメージを喚起させますが
「発泡スチロール」と聞くと「なんか安そう」というイメージを抱きますね、フシギです。

元気の家

なんで「元木の家」にしなかったんでしょう。
なるほど、元木さんの家みたいに見えるからですね。
地域ごとに仕様が分かれていますが具体的に地域では工法をどう変えています、という説明はありません。
そして次世代エネルギー基準(Q値)に関する説明も省かれているため
断熱に関することは期待できないでしょう。

もしかすると、冬でも半袖短パンの小学生よろしく
「寒さももろともしない = 元気」という隠れコンセプトにより
ネーミングされたのかもしれません。
確かに「元気の家」と言われると「何が」という言葉が浮かびます。
一度、営業さんに質問してみましょう。

IMPERIO(インペリオ)

タマホームのハイグレードラインナップです。
名前が示す通りどちらかといえば洋風を意識しています。
外装が総タイル張りのプランになります。
タイルはlixilから仕入れているようです。
lixilのハウスメーカーにはアイフルホームやフィアスホームがありますが、
着工数で勝るタマホームではおそらくそれなりの仕入れ値を確保できていると思われます。
オール電化プランなど、インテリアや内装もタマホームでは一番頑張っている商品です。

T-SMART(ティースマート)

スマートと名のつくHEMS対応商品です。
ハウスメーキング業界ではHEMSという単語がバズワードなので、
一定規模の会社であれば各社必ずラインナップに加えられています。

タマホームはセントラル換気システムを採用していますが、
セントラル換気はコストパフォーマンスという面を考えるとメリットがありますが
個別換気に比べてランニングコストの面で不利だということを付け加えておきます。
要は電気代が高くなります。

ただし、「計画的な換気」が最もやりやすい手法であるため、
大量発注のための規格化されたタマホームが採用しているのもうなずけます。

木望の家

でました。ダジャレシリーズです。
名前からはさっぱりわかりませんが、3階建てプランです。
二世帯および店舗兼住宅などにも対応可能です。

何となくですが「3階建ては眺望がよい」、
の望に木をくっつけて「希望」というポジティブワードに引っ掛けたのだと思います。

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