ダイケンホームの概要
もくじ
ダイケンホームは正式名称をダイケンホーム&サービス株式会社といい、本社は大阪市北区にあります。
親会社は住宅用建材大手の大建工業株式会社で、100%の子会社です。
大建工業は東証一部に上場しており、売上高は1800億円とそれなりに大きな会社です。
元々、大建工業と伊藤忠グループがダイケンホームを設立し、
その後ダイケンホームと大建工業が合併をします。そして大建工業の一部門としてしばらくは活動していたのですが
さらに部門ごと分社しダイケンホームとして再出発をする、という歴史があります。
2009年に「とやま・ダイケンホーム」が破産したことも記憶に新しいところです。
「とやま・ダイケンホーム」は大建工業の正式な子会社ではありませんが、持ち株比率が40%と
なっており、大株主でした。
とやま・ダイケンホームが事業停止したことは、ダイケンホームのブランド的に大きな傷跡を残したと言えます。
フランチャイズの怖さというのはこういったところに表れてきます。
主体者側はトカゲの尻尾切りをしたつもりか、関係ない、で通したいところでも、
「とやまダイケンホーム倒産」という言葉は負のインパクトを与えてしまいます。
通常であれば経営が危ういという事実が関連会社から出てきたときに、
自らの商売への影響を考えて事前に何らかの救済措置があってもいいところでしょう。
そこで何も出来なかった、という事実から考えると
ダイケンホーム側は被害者という見方もあるかもしれません。