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大成建設ハウジング パルコンの概要

もくじ

パルコンは5大スーパーゼネコンである大成建設が運営していた住宅事業を子会社に譲渡したことから
発足した大成建設ハウジングの住宅ブランド名です。

ダムや橋、トンネルなどの超巨大建築・土木物を手がける、
スーパーゼネコンと呼ばれる規模の大成建設の「個人向けの住宅」として一定の評価を受けています。

それなりの歴史がありますが
「パルコン」という名称、イマイチ一般に馴染みが薄いということから、
「大成建設ハウジング」という会社名をどうもすてきれずにいるようです。

大成建設ハウジングは大成建設の100%子会社で、大企業がバックにある安心感もあるでしょう。

グループとしての売り上げは1兆5000億円を超えますが、ハウスメーカーが本業の積水ハウスには及ばず
経常利益は570億円と利益率は4%足らずと、積水ハウスの利益率8%に比べると低いものとなっています。
やはり、大規模な工事であると原価の割合の高さや、為替の影響をもろに受けやすいということが言えます。

しかし大きな工事は官製のものが多く、経営の安定感という意味では大成建設に軍配があがります。
これは、単純にBtoB事業とBtoC事業の違いがそのままあらわれていることとも言えます。

スーパーゼネコンはBtoB事業ですから、親会社が大きいといえども
個人客を相手にする営業に関しては、資産を活用はできません。

広告宣伝のやり方をとっても同じことがいえるでしょう。
品質がいいが宣伝・営業があまり上手ではない、というのが印象としてあります。

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