アキュラホームの評判
施工の品質が疑問という声も
たまたま見学した建築中の家の断熱を確認しようとしたところ、
本来断熱すべきところを「そこは断熱しない」という現場の判断でそのまますすんでいたそうです。
見学者が指摘しなければ、そのまま竣工まで進んでいたかもしれません。
下請けの工務店がきちんと工事を行うところを「きちんと管理する」のが
元請けのハウスメーカーの一番の仕事であるため、こういった声はちょっと無視できませんね。
もっというと、「手を抜けないよう、見落とそうと思っても見落とせないように」システムをくみ上げるのが
ハウスメーカーの仕事であるとも言えます。
こういった「厳格なマニュアル化」というのは非常にコストがかかる部分でもあるため、
ローコストメーカーは全体的に見えにくい部分へのコストを小さくすることで
経費削減を狙っています。
また、実際にアキュラホームはソフト面でのローコスト化を謳っています。
いわゆるパワービルダー系にお願いする際には、
コストが浮いた部分は自分自身がきちんと管理するという心意気で
竣工まで細部まで確認をする必要があります。
他のローコスト系メーカーと比較してローコストを実現するところが違う
アキュラホーム自身も説明していますが、
一般にローコストを実現しようと思うと部材などの値段を下げる必要があります。
部材などの値段を下げる方法としては、型落ち製品の仕入れや大量仕入れ、さらに関連会社による卸値仕入れ
または自社での生産などが上げられます。
アキュラホームはそれらの部材などの値段を下げない、ということを一つの特徴に上げています。
どこでローコストを実現しているかというと
上記にも書いていますが、ソフト面でのローコスト化です。
図面やノウハウの共有という部分です。
それらは
裏を返せば、注文住宅であるけどもアキュラホームの家はよく似ている、と評されることもあります。
断熱性能で勝負するのをやめた、との声
一時は「高断熱の家」を前面に押し出した宣伝を行っていましたが、
現在はQ値に関する記述は、どこにも見当たりません。
これは他社の数値に及ばない段階になってきたからですし、
高断熱の家はコストがかかります。
アキュラホームがメインと考える客層にマッチしない商品となってしまうためです。
高断熱にかんしては値段相応だという意味で
特に品質が劣るというわけではないという意味だと思います。