フィアスホームの概要
もくじ
INAXとトステムが経営統合することにより、誕生したLIXILグループ(株式会社住生活グループ)の
子会社LIXIL住宅研究所内の
「社内カンパニー制度」により、「フィアスホームカンパニー」として存在しています。
会社としては、「LIXIL住宅研究所」という株式会社LIXILグループの子会社ですが
フィアスホームカンパニーという「カンパニー名」を使用して活動しています。
LIXIL住宅研究所は他に
アイフルホームとGLホームがありますがともに同様の形態で存在しています。
フィアスホームも他の社内カンパニーと同様にフランチャイズ形式です。
それぞれ同じ企業内で3つもの社内カンパニーを抱える形で存在するというのは、
歴史的背景に言い訳を求めたどっちつかずのマーケティング戦略と
競わせることでさらに成長を促すという戦略もあるのかもしれません。
どちらにせよ、親会社のLIXILグループは売上高1兆4000億をこえる大規模な建材メーカーで
売上げの大半は「金属製建材を中心とした建材と設備事業」になります。
要はどこのハウスメーカーが家を建てようとも、当然自社グループ以外のハウスメーカーであったとしても
LIXILの製品を卸してくれればそれでいいのです。
そう言った意味では、BtoCの調査をするための窓口的なハウスメーカーとしているのかもしれません。
またフランチャイズとして全国の工務店と仲良くすることで
自社グループの販売窓口を確保するという狙いもあるのかもしれません。
リフォームも親会社からすると大切な商品の売り先になります。
後ろ向きな理由ばかりではなく、
主宰の企業の親会社が大企業であることはサポート的な意味と財務的な安心感があるのも確かです。