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「新築二世」の概要

フルリフォーム型商品

骨組みだけを残してリフォームするスケルトンリフォームをはじめとした
大規模フルリフォーム型商品です。

全国展開するブランドを利用したフルリフォーム型商品は住友不動産の「新築そっくりさん」が先行していますのでそれのフォロワーということになります。

名前を真似しすぎ?

「新築そっくりさん」のネーミングとその手法があまりにも秀逸だったため、マーケティングの鉄則、「再現」をするべく
同じような印象を持ったブランドネームを掲げて勝負に来ました。
ただし、「そっくりさん」と「二世」では二世の方が少し新築に対して負けている印象があるのは否めませんね。

人間社会において、
「そっくりさん」がその「そっくり度」を武器に本家よりも稼ぐことはできても、「二世」は「一世」あってのものであり、
一世より稼いだとしても、それは親の七光りという一般的にマイナス印象をもたれる事実は変えられないですからね。

新築そっくりさんとの違い

大きな違いは、新築そっくりさんは、大手ハウスメーカーでもある「住友不動産」の商品で「住友不動産」が受注するのに対し、
「新築二世」は、LIXILリフォームショップと呼ばれる加盟店が直接契約します。
それぞれのLIXILリフォームショップはLIXILグループと資本関係があるわけではなく、LIXILリフォームショップとLIXILによる契約があるだけです。
フランチャイズのようなもの、といえば理解が早いでしょう。

LIXILグループの利点を生かした営業

LIXILは大手住設メーカーであり、ホームセンターやショールームなどを全国に数多く持ちます。
そこから水回り(大抵家の中で最初にガタがくるのは水回りです…)の商品の紹介、販売を緒に
大規模リフォームへとつなげるといった営業戦略です。

リフォームには2パターンあります。
・リフォームありきで中古住宅を購入しスケルトンリフォームなどを含めた比較的大規模なリフォームを行うパターン
・数十年前に新築を購入し、子供が独立したから、などの理由で必要に応じて小規模リフォームから大規模リフォームを行うパターン

新築二世はそのネーミングにその意識が現れているのかどうかは不明ですが、
特に上記における後者を強く意識した製品となっています。

新築そっくりさんは幅広い層を相手にしているのに対し、
熟年世代、団塊の世代などのキーワードをターゲットにしています。

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