イエアナ

「家は結局工務店が建てるのだから、直接依頼した方がいい」は本当か?

非常によく言われていることです。
当然、施工のできる人間は限られていますし大手ハウスメーカーの人間全てが施工までを行うわけではありません。
地域の工務店の存在意義はそこにあります。

大手ハウスメーカーと地域の工務店の決定的な違い

施工する「手」が同じであっても、その品質には大きな違いが出てきます。
その理由は、「管理」です。
大手ハウスメーカーは品質に絶対の自信を持っています。
築き上げてきたブランドネームに直結するため、
施工管理に相当の力を入れてきます。

例えば、釘の打つ位置や水平の取り方の方法一つとっても、
相当細かいマニュアルが存在しています。

守らなければ一緒では?

大手ハウスメーカーは「たくさんのお客さま」を抱えています。

地域の工務店は自身の存続において、大手ハウスメーカーとの取引が最重要であることは
間違いありません。
例えば、施工者が何らかの手抜きにおいて大手ハウスメーカーとの契約が
打ち切られてしまうとそれは死活問題なのです。

また、工務店との活動エリアはそれほど広くないため
そのような評判は業者内ですぐに広まります。
また性質上エリアを変更するというのはほぼ不可能です。

そのため、工務店側もハウスメーカーが要求する品質に応えようと必死なのです。

地域の工務店が直接建てたもの

一方、工務店と直接契約した場合、その品質管理圧力の効果に期待することはできません。
自身がOKとすればOKなのです。
施工者は「どこに力を入れるべきか」「どこのコストを下げるべきか」を
よく知っています。

見えないところ、明るみにでないところへの手を抜いてしまうと
それを知る術は施主にとってもうありません。

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