JPホームの商品ラインナップ
WIMBLE(ウィンブル)
なんとなく、お金持ちのスポーツの4大大会、ウィンブルドン選手権が行われるイギリスロンドンの
ウィンブルドンからとったのではないかと感じる名前です。
1階〜3階まで対応可能の商品で、いわゆる場所打ちでの鉄筋コンクリート造のJPホームの主力商品になります。
一般に鉄筋コンクリート造では、鉄筋にコンクリートを打設するのですが、
現場でコンクリートを打設する方法と
工場でつくられたコンクリートのパネルを取り付けるという二種類の方法があります。
JPホームでは場所打ちでのコンクリート打設を選択し、規格化されたコンクリートパネル使用ではできない
自由な設計を可能にしています。
LUX-1(ラクジュワン)
LUXURYという単語から名付けたと思われる、高級商品です。
LUXURY(ぜいたく)なので、主力の鉄筋コンクリートに加えて珪藻土などの「自然素材」を
ふんだんに使ったプランを提案しています。
鉄筋コンクリートはともすれば、無機質な面構えになりがちですが、
表情豊かな自然素材をつかうことによって、見た目にも贅沢な「邸宅」を提案しています。
英語で言えば本来の意味でのマンション(mansion)でしょうか。
プラッセ キューブ(PLASSE)
外観的にはほぼビルです。直方体の躯体をメインに、中の空間を自由にしましょうというプランです。
壁厚は250mmと他の商品より群を抜いて厚くなっています。
直方体の躯体がメインになりますので、曲面などの実現は出来ませんが
おそらくこちらは、「コンクリートパネル」での工事になるのでしょう。
耐震性というものを考えたときに、例えば地域の避難場所は
木造か鉄筋コンクリートかどちらでしょう、ということで
どちらがより強いか、というのは言うまでもありません。
直方体というシンプルな構造体であればあるほど
構造の計算がしやすく、実際のシミュレーションもしやすくなっています。
こういった面で費用が抑えられるといったメリットもあります。
FREE STAGE 310(フリーステージ)
こちらは、「フリー」と掲げていることからわかるように
各社が用意するセミオーダーでのプランということになります。
規格化することでコストを下げ、選択肢を数多く与えることで
顧客に「オーダー感」を与えています。
一般に注文住宅を望む顧客には
片方にはすごく具体的なイメージを持つ客、
他方にはふんわりとしたイメージしか持たない客
と
二種類います。
こういったセミオーダータイプの商品は
後者のような施主への対応商品となっています。
そして、イメージを明確にした上でより上位へのプランを提案していくという
営業の戦略を持ちます。
人はイメージが固まると、また次のふんわりとしたアイデアが沸いてくるものなのです。
ZEROS(ゼロス)
都会向けの狭小地への対応商品になります。
一般的な狭小地向け住宅同様3階建てプランとなります。
狭小地こそ鉄筋コンクリート、と考える人も多いのではないでしょうか。
車を所持している場合、狭小地3層の住宅では、1階部分をガレージにするのが一般的ですが
木造だとなぜか心もとないイメージをもちますが、
そういった不安感は鉄筋コンクリートで、という意見もあります。
「無足場工法」で隣家との隙間をかなり縮められるということで
ZEROSなのは無足場と言いたいのでしょうが、
土地がほぼ無いよ、というZEROSとも捉えられて自虐的な施主だという評価を受けるのかもしれません。
隣家との隙間が小さい、ということは部屋が広くなるということだけにつながるのではありません。
近すぎるとそれはそれで問題だということも念頭に置いてください。
お互いの距離が近くなるのはトラブルの元になりますし、土地の境界線からのセットバックが
他方は十分にとっている、と主張するのに対し、
こちらは「あまり下がっていない」と捉えられて何かあったときの不利な状況とする向きもあるからです。
(別にこちらが悪いわけではまったくありません。)
JP Clinic 医院歯科向け
開業医の方で自宅兼事業所という形をお望みの方は第一の選択肢になり得ます。
「家を建てる」のか「事業所を建てる」のかということで、
窓口が変わってくると思いますが、
「家を建てる」というところから、発想した場合は
JPホームのこちらの商品にたどり着いたことでしょう。
まずは、お近くあるいは自分の思い描く自宅医院を実際に見学して、
それがハウスメーカーによるものなのか、そうではないのか見てみることをお勧めします。
併用住宅 アルファ「α」
まずは、広告的に突っ込んでおきます。
この商品、なんて読むのでしょう?「アルファアルファ」でしょうか?
正式に見解が出ているとは思いませんが、
現場的には「アルファ」と呼んでいるのは想像します。
とすると、前のカタカナ部分か後ろのギリシャ文字部分のどちらかを省略しているのかと
思いますが一体どちらを省略しているのでしょう。
省略するならどちらかを二重に書く理由はなんでしょうか。
まさか「アルファ」とかいてαのことと連想しない人はいませんよね。
不可解な商品名です。
逆に「α」が読めない人へよみがなを振っているのでしょうか。
家を建てようという立場ある人にそんな人がいるとは思いません。
若干馬鹿にしているんでしょうかね(笑)
併用住宅という名称からわかるように、自宅兼賃貸住宅や自宅兼貸店舗、自宅兼店舗といったような
需要に応えられる商品となっています。
プラン的には最大5階までのようです。
やはりハウスメーカーと活動しているので、
それ以上は他の建設物扱いにした方がいいよ、という意味なのでしょう。
グループで賃貸マンション事業もやっていますので
相談をすればそれと組み合わせた提案をしてくるでしょう。
ガレージングハウス / JPG
車好きのための家です。
具体的には居住スペースとガレージが一体になったような住宅の提案です。
車好きといえど、単なる国産量産車などのオーナーをターゲットにしているのではありません。
見ていたいクルマ、人に見せたいクルマのオーナーがターゲットです。
まあ、端的に言うと高級外車のオーナーということになります。
「ガレージングハウス」という商品は自由設計プランで、
「JPG」という商品は選択型セミオーダープランです。
B BAS(ビーバス)
これまで紹介してきた商品はどうしても高級路線から離れずにそれなりの商品となっていましたが、
やはりメーカーとして、あまり偏らないことを目指したいものです。
坪単価63万円からと、鉄筋コンクリート造にしてはかなりコスト低の
商品になります。
そのローコストの理由として「効率化」「構造の再構築」「材質」「設計の短縮」「仕様」と言ったところに
説明を求めています。
ローコストプランなので、構造躯体には曲面使用不可などの制限があります。
JP Basic(JPベーシック)
上記B BASと同様のローコストプランですが
こちらは2階建て専用商品となります。
坪単価55万円からと、木造とほぼ変わらないくらいのコストになっています。
こちらも自由設計ながら曲面が不可などの制限があります。
壁厚は150mmと他のプランから比べるとやや薄めになっています。
いわゆる「一般」という視点から見てみると
コスト的にもイメージ的にも
木造住宅とはこのあたりの商品が比較対象になるのではないでしょうか。