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住友不動産の特徴

住友不動産は大きな企業です。グループでの社員数は1万人を超えます。
業務も多岐に渡り、受注数ベースで見てみると注文住宅は、
マンション販売や「新築そっくりさん」で有名なリフォーム事業よりは数は少なくなっています。

しかし、知名度を武器に多様なサービスと提案力が特徴となっています。
一昔前は、専門のハウスメーカーではない、ということで営業力や営業マンに不安がありましたが、
近年はさまざまなタイプの商品を用意し、宣伝のうまさとリフォーム事業の知名度を生かして
質の高い住宅が建てられる、という評価を得ています。

2 x 4(ツーバイフォー)工法と超耐震構法「ニューパワーコラム」

注文住宅としての特徴はといえば、まずは2×4になります。
さらにNew Power Column(ニューパワーコラム)という住友不動産が特許を取得している、
耐震工法が特徴で、他のメーカーより抜きん出た耐震性能を誇っています。

パワーコラム構法という住友不動産独自の、
建物の四隅に柱を(=コラム)を配置することで、ツーバイフォー住宅の耐震性能をさらに高めた
構法で、
さらに鉄と木で住宅の角を強化したものをニューパワーコラム構法と呼んでいます。

またさらにスーパーパワーウォール(SPW)と呼ぶ、外壁下地に強度の強い外壁パネルを加えた
工法を特徴として持っており、
地震への対応、安全面へ力を入れています。

また、鉄筋コンクリート製の「基礎と一体化させた壁」にアクリル製のVEMダンパーを使用した
「ニューパワーキューブ」と呼ぶ制振システムも選択可能となっています。

VEM(Visco Elastic Material)のダンパーは3Mの製品が有名ですのでおそらくこれを使用したものでしょう。

Q値1.35

断熱材としてグラスウールを使用し、その断熱材は2×4と比較して実に1.6倍もの厚さを達成しています。
(2 x 4は約89mm、2 x 6は約140mmですので、約1.6倍となります)

それらにより、2×6(ツーバイシックス)の工法での値ですが、Q値は1.35を達成し、2×4の工法よりもさらに
高気密・高断熱を実現しています。
また、2 x 6構法では頑丈な分、2 x 4と同様の耐震工法においてもより耐震性能が高くなっています。

耐火性

他のメーカーと比較して、耐火性の性能をアピールしています。
当然、木造住宅は火事に弱いものですが、
ツーバイフォー工法ではその構造上、各部屋自身が防火区間として機能しますが、
さらに燃えにくい「粘板岩」(スレート)製部材を使用するなど
耐火への対応を特徴としています。

望めば、何でも

住友不動産では、キャッチとして「対応力」というキーワードを掲げています。
注文住宅なので当然といえば当然ですが、
お客さんの要望には、大企業としてのパワーとまた
たくさんの先回りしたプランを持っています。
他のメーカーには出来にくい、賃貸と組み合わせたプランや、大規模なHEMSへの対応など
それらの組み合わせで客が望めばどのような形でも対応が出来るという特徴をアピールしています。

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