イエアナ

ダイワハウスの特徴

鉄骨・木造

ダイワハウスといえばプレハブ工法です。
どちらかといえば鉄骨系で引き合いに出されることが多いです。
木造住宅はその辺の「地域の工務店の昔ながらの大工さん」が競争相手となります。

広告宣伝の費用

鉄骨系はより高価であり、建てるのが難しいものです。
よく例えばダイワハウスのような、大きな住宅メーカーは
品質で相手を打ち負かすのは無理だというところで、
宣伝費用などが上乗せされているから割高だという意見にて批判されたりします。

しかし、決まって鉄骨系の住宅がそのような目に遭っているところを見ると
品質で文句を言えないのだろうな、という見方も出来ます。

事実、テレビCMを一度取りやめた時期もありました。

併用断熱工法

2006年に併用断熱工法を採用したxevoブランドで、現在も鉄骨・木造ともに展開しています。
外壁をグラスウールボードとグラスウールで、
内壁にもさらにグラスウールを配置する「外張り断熱通気外壁」を採用しています。
その断熱層の厚みは13.2cmにもなります。
他のメーカーと比較してもかなり大きな数字となっています。

鉄骨住宅は部材に鉄骨を使用します。
鉄骨は文字通り「鉄」が主成分で金属というものは特に熱伝導率が高いため、
特に冬に、この鉄骨部材が外気温を建物内部へ伝えようとするのが、鉄骨住宅における断熱の大きな問題点となっています。
(ヒートブリッジ問題)
最高級ラインであるxevo Σシリーズでは、上記のように3層断熱に加えてさらに鉄骨前面を個別に覆う工法を採用しています。

これにより、いわゆるヒートブリッジ問題に対応しようとしています。

根太レス

根太(ねだ)とは床下に敷く部材のことです。
床下の工法には根太工法と剛床(ごうゆか)工法がよく使われます。
よく、というのは工法としての指南書が広く流通しているからです。
プレハブか否かみたいなものです。
ほとんど二択なんですが、鉄骨系では剛床が多いです。
剛床は根太レスともいえますので、ダイワハウスでは工法の優位性を高めるために
根太レスの上、断熱材を施工していますという形でアピールしています。

窓断熱と樹脂サッシ

一般的なアルミサッシは安価で手に入るため広く利用されていますが、
問題点が二つあります。
熱伝導率の高さと、結露・凍結の問題です。
アルミは金属のため仕方がありません。

ダイワハウスでは通常の地域では、「複合サッシ」として室内側に樹脂素材を利用した
「分厚い」複層ガラスを標準装備しています。
さらに省エネ区分でいうところのI地域などの寒冷地では全てが樹脂性のサッシを採用しています。
樹脂というのは簡単にいうとプラスチックです。

冬の寒い日に服を脱いだ背中にどちらの素材を
押し付けたいですか、ということを想像してみましょう。

複層ガラスとはいわゆる二重ガラスのことで
Low-E複層ガラスを採用していますが、寒冷地ではさらに
空気層にアルゴンガスを使用します。

アルゴンは、0度での熱伝導率が0.0164[W/m・K]と空気0.0241に比べて
約2/3の性能を誇ります。

エアスイート

エアスイートとは、家の中のエアコンを集中管理するシステムのことです。
オフィスビルや商業施設には大規模な空調システムがついていますが、
あれを家庭のエアコンでする仕組みです。

部屋それぞれは環境に応じてそれなりの独立性が必要だと考えているため
私はこの製品に懐疑的です。

個人の部屋をほしがるほど子供が大きくなった場合を考えてみましょう。
どう考えても、エアコンの温度はその部屋の「主」が決めたいはずです。
それを集中コントロールすることは何かのトラブルの種になるとしか想像できません。

「あってもよい」レベルなのか「絶対要らない」レベルなのかは判断次第ですが
少なくともコストをかけるべき商品ではないと考えています。

ハウスメーカーの口コミ・評判一覧