BESSの家の評判
土地に合うか
BESSの家はビジュアル的にもかなり一般的な住宅とは異なっています。
特にログハウス寄りの商品は「アウトドア」的なキーワードで表される趣を持っています。
都会の住宅地などにいきなり山小屋のようなものが出現するとそれは違和感があることでしょう。
楽しむ
受動的な住むというより、積極的に「生活する」という行動をとるためにこの家は存在します。
日々、自分の好きなように家に手を入れていけばいいのです。
それが楽しいのです。
ものを作ったりするのが好きな人にとってはこの上ない楽しい生活を送れるでしょう。
高いという声
現在の住宅は高気密で高断熱であることなど機能性が一つの指標になっています。
それらは価格と価値を左右します。
価値が高いものが価格が高いというのが当然です。
しかし、BESSの家は高気密というわけでも高断熱であるというわけでもなく機能性という面からは全くアピールしていません。
そういう住宅に大手ハウスメーカーと同程度のお金を払うことができるか、というところが一つの判断基準になるのでしょう。
オシャレで楽しいものであればそれは価値が高い、という考えがあればいいのでしょう。
収納が足りない
BESSの家はどのモデルもあくまでもログハウスという「ノリ」を置いています。
住むための住宅というよりは楽しむための家なのです。
一般的な住宅にあるクローゼットや、押入れなどは標準ではありません。
下にモノを置く習慣になってしまうかもしれません。
家具を探すのが難しい
現代の住宅は家具に収納というよりは、備え付けの収納を利用するのがスタンダードになってきていますが、
BESSの家は収納が少ないので家具を探さなければなりません。
ログハウス的な住宅に合う家具を探すのは難しいです。
内装にこだわればこだわるほど、その雰囲気にあったあなたの好みの家具を探し出すのは難しいでしょう。
音が筒抜け
広い空間が売りのBESSの家は間仕切りなどをできるだけ設けないようなスタイルのために
壁があまりありません。
そもそも部屋、という概念があまりないモデルも多数です。
こういうモデルは1階のテレビの音などが2階まで響くこともあるそうですが
いや、でも
オシャレな生活を目指してBESSの家に住んだのだったら、
テレビを置くということがなんかライフスタイルのコンセプトに反している気がしますね。
雨漏り・隙間風
外壁材を用いず、ログウォールで壁が形成されたログハウス商品はメンテナンスを怠ると隙間が生じます。
仕方ありません。
横殴りの雨は隙間から入ってきますし、風も普通に入ってくるでしょう。
アウトドアブーム
里山、山ガール、登山、キャンプ、グランピングなどアウトドア関連のキーワードがオシャレなイメージとして生活に入ってきて久しいですが
アウトドアとはインドアあってのアウトドアです。
これまでの生活がインドアであったのでそのカウンターとしてアウトドアがあり、
オシャレなイメージになのです。あくまでも流行の域は出ていません。
はたまた、狩猟、農耕から始まった人類の生活は、より「モダン」で「高効率」で「お洒落」な生活を求めた結果、
現在のような一般的な都会的なライフスタイル及び現在のような住宅が求められるようになってきているのです。
狩猟、農耕の「対極として」今の生活がモダンでお洒落なのです。
BESSの家に住むこと、住むというスタイルはその対極である「都会的で高効率なライフスタイル」があってこそなのです。
つまり都会的なライフスタイルを経験したから、そうでないアウトドアよりのBESSの家に惹かれるのでしょうし、
「楽しさ」が理解できるのです。
今から家を建てて何十年もそのライフスタイルを続けるということはそれが「普通」になるわけです。
対極となる「都会的で高効率な家」に対する記憶がなくなった時、果たしてその「アウトドア的な生活」が楽しくてオシャレな生活と言えるかどうか、
は考える余地があると思います。
一方で、憧れの環境に身を置くという自分を磨き続け、同時に家も磨き続けること、それができるのならその家に住み続ける間、
ずっとその生活を楽しむことができるでしょう。