サンヨーホームズの商品ラインナップ
life style KURASITE(ライフスタイルクラシテ)
サンヨーホームズの主力商品です。注文住宅なので、
このワン商品であらゆるニーズに答えられますよ、という宣伝手法をとっています。
ざっと見たところでも
・おひとりさま、新婚さま
・食が真ん中
・家族
・趣味空間欲しい人
・都会のスローライフ
・ペットと一緒に
・孫と一緒に
・孫が遊びにくる
・ワンフロア、セカンドライフ
・収納メイン
と、ほぼ全ての層をカバーできそうなパターンを用意しています。
注文住宅を望む方は、基本的にはその要望を出来るだけかなえようとします。
また、業者側は予算が許す限りできるだけ応えようとします。
要は、どんな要望をお持ちの方でも、要望さえ伝えてくれれば
必ずなんらかの提案ができますよ、ということです。
このニュートラルな宣伝手法をとるあたり、
ちょっと決断力にやや欠ける感じはしますが、
その気持ちの表れということが言えますね。
もう一つ苦言を呈せば、ウェブサイトが古臭い。
予算が無いのか、ジャッジする人がセンスないのか、
家を建てない人はデザインにも当然こだわりますし、
ビジュアルがいいというだけじゃ刺さらないことも知っています。
ただ、「理由」に納得するのです。
ウェブサイトが古臭いまま放ったらかしにしている「理由」が見えません。
太陽の恵み
エコキュートと太陽光発電の装置を組み合わせた商品です。
エコキュートとは
熱媒体を用い、気体の膨張・圧縮によって熱交換させる「ヒートポンプ」によって
空気の熱で湯をわかすシステムのことです。
このシステム名はサンヨーホームの株主の一つである関西電力の登録商標で、
各電力会社やメーカーが利用しています。
簡単に言うとエアコンの様なものでエアコンは空気を冷やしたり暖めたりしますが
エコキュートは基本的には「給湯」です。
気づきました?給湯 = キュートですね。
「かわいい」にも通ずるいい名前です。
エコキュート自体は本来の意味でエコとは言えない
エコキュートは平たく言うと電力でお湯を沸かす装置です。
何も無いところからお湯を沸かすわけではありません。
「エコ」という言葉は色々な意味をもっていますが、
もし「地球環境へ優しい」という意味であるならエコキュートは
エコではありません。
お湯を沸かすには家庭ではほとんど二種類しかありません。
ガスか電気か、です。
比較対象はガスになります。
ガスより「地球環境へ優しいのか」という問いには現在はノーです。
原発の停止により、火力への依存が高まり電力の発電効率が落ちているため、
エネルギー効率はガスより悪くなっているのです。
火力依存により発電効率が下がっている現在は、結果的にガスよりも二酸化炭素を排出しているとも
言えるのです。
お財布的な意味ではエコかも
しかし、
お財布に優しいという意味での「エコ」であれば
もしかするとイエスとも言えるかもしれません。
それは、このエコキュートという製品、夜中の安い電力を使用して
お湯を沸かす、というのが一般的だからです。
とにかく震災後は若干不利な商品
各社オール電化やエコキュートなどの電力依存の製品は
原発問題のところであまり積極的に売り込んではいません。
消費者心理がそこにないからです。
今までこういった商品で勝負をしてきたハウスメーカーは
今は若干不利な状況にもあります。