イエアナ

サンヨーホームズの特徴

やや高級路線

坪単価が55万円からとやや高級路線ですが、元々が三洋電機の子会社だっただけに
電気系システムとの連携が強く、太陽光発電およびオール電化、制震設備などを標準搭載しています。

今は東日本大震災のあとの原発の問題のせいで、若干不利な状況は否めませんが
太陽光発電にオール電化などまた、社名訴訟問題の際にロゴをクローバーマークに変更したことから
わかるように「エコ」イメージでの提案をしています。

「ECO&SAFETY」という企業コンセプトも掲げ、
他社より踏み込んだECOな提案を多数行っています。

坪単価での比較はしないで、というメッセージ

住宅の建築を希望する方はとにかく「坪単価」で比較をします。
上記のサンヨーホームズが提唱するシステムが単価に含まれますのでどうしても高く見えてしまいます。
しかし、サンヨーホームズは「エコ」という観点を交えて
「年単価」で比較をしてほしい、とメッセージを発しています。

年単価とは建築時のコストだけではなく、メンテナンスにかかる費用と
耐用年数を全て合算して、それを一年単位で見ましょうということです。

確かに建坪は基本的には施主で一定なので、
この意見は一理あります。

しかし、坪単価がすごく曖昧な定義で各社バラバラのルールで出しているの同様、
サンヨーホームズの言う「年単価」も算出の仕方が適当であるため、
イマイチ伝わりません。

要は自社に都合の良い数値を並べているように見えます。

鉄骨住宅

鉄骨と木造のメリットでメリットは別記事を参照してもらうとして、
サンヨーホームズは鉄骨系です。
「強さ」を前面に出してアピールしていますので
鉄骨住宅に足りない靭性は外圧、特に地震への対応に表れますから
そこを各種装置でカバーしています。

鉄骨であることは、耐震、制震への対応装置の標準装備というのは
当然とも言えるかもしれません。

鉄骨住宅と木造住宅の比較

制震装置標準装備

坪単価が高めな分、こういった装置が標準装備されています。
「サンダブルエックス」と名付けられた制震装置により大きな揺れに対して効果を発揮します。

制震ダンパーには「ゴム」で有名なブリヂストン社製の製品を使用し、
ブランド的価値の増加に一役買っています。

耐震と制震の違いについて

耐震は、どちらかというと小さめな揺れに対して耐えることを目指します。
制震とは、震度6や7などの大きな揺れに対して揺れを小さくすることを目指します。
なので、どちらがいい、というわけではなく、理想を言えば両方必要で、
制振があるから耐震はどうでもいい、という意味でもありません。

その両方を用いて、サンヨーホームズはハイブリッドと呼んでいます。

Q値 1.9

鉄骨住宅は高気密性を作りやすく、断熱材にはコストパフォーマンスを重視したグラスウールをメインに
一部ポリスチレンフォームを使用しています。

また、高断熱を実現するために複層ガラスが「標準装備」とされていますが、
複層ガラスはもはや、現代では選ばないことはほぼありません。
強いて言うなら、窓の取り付け位置に応じて
内側 Low-E 複層ガラス、外側 Low-E 複層ガラスや防犯対策済みの複層ガラスなど
方角で「標準装備」とされているのが特徴です。



サンヨーホームズの口コミ抜粋

そうです。展示イベントを工場でやってるんです。
これは楽しいですよ。本当に。別のハウスメーカー希望の人も是非参加してみた方がいいです。

CM戦略です

これ、えらい怒ってるな、と思いきや、絶賛してました..

実は大塚家具と業務提携してます。
このニュースが出た当時は、大塚家具のお家騒動後、現社長である娘さんに対する期待感で株価も上がって好意的に受け止められてた頃でしたが、
蓋を開けてみると、大塚家具の業績は全く振るわず、今や経営失敗イメージがついてしまってますね。
大塚家具は、従来は会員制ショールームスタイルで、それにより高級家具というイメージを名実ともに演出できていましたが、
IKEAなどのように誰でも入れる店舗スタイルに変えてしまったためにその守ってきた「高級家具」というポジションも失われてしまいつつあり、
IKEAほど安くはないが、IKEAほど作りが簡易ではない、という中途半端なポジションに落ち着きつつあります。

サンヨーホームズもローコストメーカーではないために、大塚家具が社長の代替わりとともに世間の受け止め方のみを頼りに
業務提携という話に飛びついたのかもしれませんが、
今はこの話はなかったことに、とでもしたいのかもしれません。
今の大塚家具のイメージでは、オープンハウスなどに設置した家具が大塚家具であることをアピールするメリットが
あまりありません。

現在は、サンヨーホームズ価格で大塚家具が買える、ということがどれほどの価値があるのか、ということでしょう。

ちなみに大塚家具は業務提携を広く進めており、営業力のなさをそちらでカバーしていくという戦略ではあるのですが。

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