新築そっくりさんの評判【住友不動産口コミ番外編】
当サイトでは基本的に新築に関する事柄を基本としていますが、
よく聞かれるそれ以外のリソースは番外編として紹介しています。
新築そっくりさんはリフォームのこと
住友不動産は新築注文住宅も手がけていますが、件数ベースで言うと圧倒的にリフォームの方が多いです。
概要や、注文住宅の口コミ・評判、坪単価等はこちらからご覧ください。
名前が絶妙な「新築そっくりさん」ですが、現在大手メーカーとしてはかなりブランディングに成功している方です。
リフォームと言えば、特にお風呂だけを少しきれいに、トイレのみ、あるいはキッチンなど特に水回りの一部、などといった住宅のある部分だけを
改良する、というイメージがありましたが、最近は「ビフォーアフター」などに代表されるようなテレビなんかでよく見られるように
住宅のほぼ全て、どちらかというと残す部分の方が少ないくらいの大規模リフォームが多くなっています。
住友不動産が成功している理由
はっきりいいます。それは「新築そっくりさん」という名前です。
本サイトでは大手メーカーの名称や宣伝方法や経済活動そのものにフォーカスをあてることが多いですが、
その理由は、モノの本質的な善し悪しよりもエンドユーザにどれだけ想像力を膨らませられるか、ということが様々な評価軸の基準になることが多いからです。
その傾向は住宅のみとは言いませんが、特に大きなお金が動く分野ではそういったものの差ということが大きく出てきます。
同じように、「新築そっくりさん」という名称はすごく成功しています。
「そっくりさん」という若干間の抜けたリズムで親しみやすさを演出しつつ、その上に立つ「住友不動産」というガチガチの冠が
安心感をかもしています。「そっくりさん」という単語はテレビの影響も強く、どちらかというとまがい物のような怪しさではなく、
少し何かに対して許容を請うような響きも持っています。
これは「住友不動産」の「新築そっくりさん」であるから存在しうるとも言えます。
建て替えではなく大規模リフォームを選択する理由
大きな理由は、法律の問題が大きいでしょう。
住宅に関わる法律には様々なものがありますが、その色々ある法律は時代とともに改正されてきています。
もちろん聞いたことがあるでしょうが、現在建っているものでも「違法状態」である建築物、住宅も少なくないのです。
違法状態であれど、それを積極的に取り壊させる権利は行政には難しいことです。
できることは新しく建てるときに現在の法律に照らして認可をするかどうかということだけです。
特に容積率や建ぺい率なども大きく関わってくるでしょう。
リフォームであれば、それらの問題をクリアすることができることが多々あります。
特に狭小物件で、上記のような問題が顕著になることがあります。
「新築そっくりさん」の値段
これまでリフォームと言えば、地域の工務店の主戦場でした。
新築注文住宅でもメンテナンスの延長でリフォームもありましたし、自らが売り出した建て売りのメンテナンスも同様です。
たとえばドアが壊れた、なんて時に連絡するのは地元の工務店であり、その際にリフォームの営業もできたのです。
「大手だから高い」のではない
新築注文住宅でも同じような論調で述べる人もいますが、
「大手だろうが何だろうが施工は地元の工務店」
「大手は宣伝費が含まれているから割高、給料が高いから人件費分が割高」
なので、大手に頼むだけ無駄、という論調です。
高い買い物であればあるほど、「保証」が大事になってきます。
保証には実際の内容もそうですが、「安心感」というものがその中に入ってきます。
施工するのが地元の工務店だから、地元の工務店に頼めば割安になる、といったとき、
何か問題があった場合の責任を取る能力は大手と地元の工務店のどちらが上かをよく考えましょう。
まず、リフォームを検討しているあなたがするべきことは一つ。
大手とそうでないところの最低二つ、見積もりを取りましょう。
そしてその内容を比べましょう。
本当に同じ基準に落とし込んでから、価格の比較をするべきでしょう。
当然、宣伝広告費にはお金をかけています。
大手企業はバカではありません。消費者がそういう論調に流されやすいのも当然知っています。
そのかけた宣伝広告費をどこかで価格に転嫁すること無く埋めないといけません。
それはどこか、特にリフォームで言えるのはスケールメリットです。
あなたが農家からほうれん草を買うより、
イオンが農家からほうれん草を仕入れる値段、どちらが安いか、当然わかります。
同じ農家はなぜ、イオンには安くほうれん草を売ってくれるのでしょうか。
それは、たくさん仕入れます、将来何年に渡ってこれだけの量を仕入れることができます、という契約です。
これを大手リフォーム企業と地元の工務店との関係に置き換えてみましょう。
それがスケールメリットであり、そういった部分で大手は価格の部分でも競争力をつけているのです。
相見積もりをとりましょう、と書きました。
近年特にドラッグストア、家電製品など価格勝負の分野でよく見られることですが、
価格での勝負を避けるために、そこでしか買えない独自の型番の製品を用意することがあります。
案外価格勝負を避けてくるのは、地元の工務店なのかもしれませんよ、よく確認してくださいね。
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