ハウスメーカーのお得感ランキング
もくじ
ハウスメーカーのお得感とは、当サイトが独自に割り出す指標のことです。
物事を判断する場合において、妬みと世間体ベースが中心になっていることが特に日本人には
非常に多いのです。
「自分が得をした」ということを感じる為に他人が損をしていることを求めます。
誰も損したくないのは当然ではあります。
しかし、
「他人も得をし、自分ももっと得をする」、ということよりも
「他人が損をし、自分が少し得をする」、ということを選択するのです。
これを妬みからくる日本人の特性と私は捉えています。
家を建てる時、購入する時、自分が得をするために、ハウスメーカー側にもっともっと損をしてほしい、
と願ってることが多々あるでしょう。
例えば、
Aというハウスメーカーがキッチン設備を100万円で仕入れて200万円で販売したとします。
一方
Bという工務店がキッチン設備を180万円で仕入れて200万円で販売したとします。
この話を聞いて、どちらを選びたくなりますか?
Bは20万円しか利益を乗せていません
一方Aは100万円もの利益を乗せています
これを見て大抵はなぜかBを選びたくなるでしょう。
それは、仕入れ値が高いので元々の性能がBの方がよく見えるからです。
しかし、Aが用意したキッチン設備は実はBが仕入れたものと
同等の製品で一長一短で甲乙つけがたい性能だとするとどうでしょう。
値引きを期待してAという選択は考えても、値引きが一切ない場合、
これでもBを選びたくなりますか。
そうですか、それが「妬み」です。
なぜか、仕入れ値のせいでBのほうがよくみえるのですね。
Aハウスメーカーは100万円儲けたからお互いに得をしましたね、ではなくて
B工務店を選択し、相手があまり得をしないような選択をしてしまうのです。
無駄な金を払っているのではないか、という意識が働くのです。
この場合、Aは同等の製品をほぼ6割のコストで仕入れることができています。
これは原価を下げるために多大な努力をした結果と言えるでしょう。
それが利益として現れています。
お得な買い物をするために、特に相手が損をしていることに重きを置いた場合、
それを数字で分析した時どのようなことが言えるか、というのを「お得感」として他のハウスメーカー・工務店との比較に用いて
判断の材料にしてみましょう、ということです。